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通信技術を利用して様々な生体情報を共有化するための技術開発に取り組んでいます.また,いつでも,どこでも,計測可能な,ユビキタス性をも追及しています.
本研究では,映像の撮影を行いながらカメラの姿勢を同時に計測できるデバイスを開発する.デバイスは4台の無線カメラを持ち,透明な球殻の内部に配置される.デバイスは球形をしており無動力で回転しながら進行する.デバイスの中心部に取り付けた3軸加速度センサにより重力ベクトルを検出することで,回転した角度と回転軸を求め,姿勢を推定し,撮影した映像を求めたカメラの位置・姿勢を用いて補正することにより,カメラの位置・姿勢に関わらず視線を一定に保った映像を提示する. [Moriguchi 2010]